会所越え・その1

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浅草620-しおじの湯930-1000-ぶどう峠1250-1400-立岩荘1600
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御巣鷹山トンネル入口630-50-県境735-50-会所757-805-2つ目の赤テープ850-900-トラバース940-ワイヤー横断1015-中ノ沢林道出合1105-切り通し1115-40-しおじの湯1225

早朝の濃い霧の中、トンネルの右、大黒沢2号橋の右岸に残る廃林道に入る。木橋で左岸に渡り、すぐに林道は終わる。ここから大黒沢を詰める。しばらくで右に滝がかかる枝沢を合わせ、つぎに左へと峠へ直上する沢を見送り、1610m圏で三俣になる。
雨というべき降りなので、雨具上衣のフードを被る。いったんは歩きやすい右沢を進み、すぐにヤブの少ない間の尾根へ取り付く。もう標高差は100を切っている。会所のひとつ東にある県境鞍部に向け、先月にも辿った径に乗って、県境へと至る。ここにはかなり大きな木が、切らずに残されている。

県境鞍部から会所へは、北側の巻き道を使う。前回来たときは雪が残っていて、外傾した足場が凍っていたが、さすがに5月なら大丈夫。容易に雨量計跡の残る峠へと着いた。
雨量計跡からすぐに北へと巻き始めるのが上野村への峠道だ。白テープが目印。ほんのつかの間だが良い道に見える。ちょっとだけ自転車に跨がる。嬉しい(笑)。
200mほどレベルに進むと、小沢の源頭部に出る。このあたりは道型が消失しており、レベルやや下方ぎみに進むしかない。落ちたら終わり、というほどでもないが、歩きやすい傾斜ではないので神経を使う。3つほど沢を横断し、1660m圏で峠道に復帰する。ここで1つ目の難所をクリア。
(続く)