川越

川越でひょっこり時間ができたので、商店街を見ようと思っていたけど、思い切って昔住んでいたあたりまで行ってみた。この暑いのに。

昔は歩いて30分だと思っていたが、グーグル先生は23分と教えてくれた。

そもそも西口に出た時点でどこの駅だかわからないくらいだが、方角的にこれが所沢街道だと思える方向へと歩いて行く。最初は新所沢駅行きのバスに乗ろうと思っていたが、20分ほど待つので「それなら歩ける」と歩き始めた。この暑いのに。

新宿の交差点までは、ほとんど何も記憶と重ならない。NTTの大きな鉄塔が、大きさや形は違えど思い出すことができる。交差点を渡るとアライの床屋さんがあって、まだ営業している。ここでのらくろを読んだり、ガムをもらったりしてからもう50年近く経った。

歩道橋は、武蔵野小に行くときの通学路だ。今ではその向こう側に友達が自転車店を営んでいる。フジヤさんに下る坂を降りて、交差点を右へ。お肉屋さんはもうなくて、小田嶋モータースも営業している感じではない。川を渡って教員公舎へ向かう。

20歳のときに自転車で見に来て、最近では両親を連れて何度かここを通っている。その父も亡くなった。マルやさん跡を右に、中台のバス停に向かう。今は八雲神社というバス停になっていた。バスは10分遅れてきて、終点の本川越駅まで乗り、川越市駅まで歩いて家系のラーメンを食べたあと、鶴瀬に向かった。

新しい教員公舎